平田敏夫とあずきちゃんイラスト展

ササユリカフェ(西荻窪)で開催中の「平田敏夫あずきちゃんイラスト展」に行ってきました。


壁に展示されているのは10数枚でしたが、展示しきれない分はクリアファイルで閲覧することができました。全話の半分くらいでしょうか。
ふつうの画用紙に書かれた水彩画?で、背景美術と同じような書かれ方ですが、DVDではわからない紙のテクスチャや色彩のタッチなど、本当にすばらしい作品を見ることができてハッピーと言うしかありません。画集の書籍もいいのですが、原寸大の複製原画がほしい…。そんな気分です。
キンギョの絵(57話)は、やはり本の表紙になるだけあって1枚の絵として出色の出来でした。他の絵も本当によかったです。夢少女の絵(97話)がファイル内に納められていて、壁に掲示されていないのはちょっと選択ミスと思いましたが。

それにしても、今回の平田敏夫さんや脚本の雪室さん、昨日「メイドインアビス」のすばらしい最終回だった小島正幸監督、「この世界の片隅に」でブレイクした演出の片渕さん、OPのりんたろうさん、キャラデザ・作監の芦野さんなど、スタッフがあり得ないほど豪華で、しかもベストな仕事をしている「あずきちゃん」はアニメ界の奇跡だ、という気持ちを20年を過ぎて新たにした一日でした。