中西隆三さん追悼文

月刊「シナリオ」2014年1月号

にて雪室さんが中西隆三さんの追悼文を書かれています。

中西隆三さんは、あまりご存じない方も多いかもしれませんが、「フランダースの犬」のシリーズ構成であり、あの最終話の脚本も書かれ、あとは「小公女セーラ」の脚本のほとんどを書かれた方です。今年の10月にご逝去されたとのことです。

実は中西さんは、雪室さんと同じく松浦健郎さんの門下生であり、優秀な兄弟子であったとのことです。時々同じ作品で脚本を書かれていることがありましたが、全く作風が違うこともあり関連はよくわかりませんでした。追悼文を見ると、一緒に旅行に行ったりと、仲のよかった間柄のようでした。

雪室さんと重なっているタイトルは、「ご存じ金さん捕物帖」「純愛山河 愛と誠」「フランダースの犬」「シンドバッドの冒険」「こぐまのミーシャ」といったところで、1975年前後の作品が多いです。