「あずきちゃん」第97話 夢少女・次元を問わず

ある意味「青い鳥」なのですが、探し物がコスプレ少女だというぶっ飛んだ話です。

ケンは「カンフー大決戦」、まことは「夢少女」。男の子たちがレンタル店でビデオを借りようとしていると、レンタル店の外のバス停に「夢少女」とそっくりな女の子が。

まことは「Dream Girlさま〜」と夢中になってしまいますが、夢少女はバスに乗って去ってしまいました。


夢少女探しが始まります。「生死を問わず」は今となってはテロリスト相手の言葉になってしまいましたが、元は西部劇の懸賞金付き手配書ですね。そのうち「次元を問わず」とかも出てきそうな。デジタル以前なので、夢少女手配書は全部手書きで少しずつ異なっています。
ヨーコちゃんが無神経にトモちゃんやジダマに尋ねますが、このあたりの反応が、二度見るとどういうことなのかわかるという、凝った脚本になっています。

あずきは、夢少女にもヤキモチ(笑)。まことは、夢中になるあまり満塁軒のラーメンものどを通らず、瀕死の状態です。


そして話は斜め上に進行し、ジダマにコスプレ疑惑が…。視聴者サービスありがとうございます。

夢中ぶりを見かねた夢少女は、まことに忠告の電話をかけますが、逆に口車に乗せられてしまったのか、まことと会う約束をしてしまいます。電話のときはコスプレする必要ないと思うのですが、やはりなりきるにはコスプレが必要なのでしょうか。

大変残念ですが、ネタバレ防止のため、この回の大きな売りの一つである夢少女アップ画像は自粛させていただきます。勇之助が夢少女の正体に気がついた理由は、正直何度見てもよくわかりませんでした。ストーリー上は勇之助にばれなくてもよかったのでしょうが、やはり、あずきと勇之助のラストシーンを入れたかったのでしょうね。