「あずきちゃん」第16話 エビフライ

原作の13話「遊びにおいでよの巻」が元になっていて、原作部分はほとんどそのままアニメになっています。しかし、アニメオリジナル部分も半分くらいあり、1学期の通信簿についてのだいずとの話、プール教室での会話、高級レストランでヨーコちゃんと会う話などがオリジナルです。

だいずは原作ではほとんど存在感がないですが、アニメではいい味を出しています。レストランの話は、エンディングイラストにもつながっていて、次回の「対決」に向けての布石の意味もありますね。
しかし、今回最も重要なのはエビフライです!

あずきや勇之助のことは忘れてしまったとしても、「しょうゆ味のエビフライ」は一度聞いたら一生忘れられないインパクトがあると思います。「レモン味」みたいに平凡じゃなく、「タルタルソース」とか「マスタードソース」みたいなよそ行きな感じではなく、「味噌味」みたいな名古屋風でもなく、そして、初めて「彼氏」の家に行き家族に会うというイベントを象徴する、すばらしいアイテムになっています。こういうところは、秋元さんすごいと思います。
ただ、本当にどうでもいいことなんですが、エビフライって酒の肴にはいまいちなんですよね。