「あずきちゃん」第26話 ペプシあずき5年

13:30 ペプシあずきを50ml摂取
15:30 胃腸に異常なし

1本だけデッドストックとなっていた「ペプシあずき」(賞味期限2010年4月)を開けるなら今日しかないと思い、ついでにひと口味見してみました。味は元々変な味でしたが、たぶん変わっていないです。しかし、ボトルの変形から予測したことですが、炭酸が完全に抜けてしまっているため、ベタ甘な感じでおいしくありません。
上の写真は開封直前で、元々円筒に近い形だったボトルが、扁平につぶれて座屈しています。内部の圧力が負圧になって大気圧で圧縮されているのは明白です。フタが開いて漏れたのであれば、大気圧と同じにしかならないので、フタから炭酸ガスが漏れたわけではありません。
調べてみると、プラスチック材料は気体を結構透過する性質があり、炭酸ガスの透過率は空気(特に窒素)に比べてはるかに高いようです。炭酸ガスが徐々に外に逃げていく一方で、外の空気は内部に入ってこないことで、負圧になっていくのですね。ヒマな方は、数年間PETボトル入りの炭酸飲料を放置しておくと面白いです。
参考:プラスチックのガス透過性 | プラスチック(樹脂) | アカデミー・コーナー | アズワン(PET樹脂はpolyethylene terephthalateです)
あずきちゃん」第26話では、トモちゃんが山梨のおじいさんのぶどう園でぶどう狩りをしようと、仲間を募ります。トモちゃんは単にまことくんを誘いたいのですが、誰が行くの行かないのと、てんやわんやです。

遠出するときに違う交通手段に別れて移動するのは雪室さんの常套手段ですが、今回も電車組とヨーコちゃんの車組に別れます。

行き先は甲府の手前の「ぶどう郷」駅、93年に「勝沼」駅から「勝沼ぶどう郷」駅に改称された直後です。
途中、待ち合わせのため「さんろく」駅に止まります。こちらは実在しない駅ですが、特急が止まるので大月あたりを想定しているのでしょうか。ここでケンちゃんが「田舎の駅では珍しいものを売っている」ということで、怪しげなドリンクを多数買ってきます。その一つが「つぶつぶコーラ」で、ちゃんと「あずき色してるし」と理由も述べています(笑)。


その後はトラブル続きで、参加者が次々と脱落…。結局この回は、ぶどう狩りに行く片道のドタバタ自体が主題になったような話でしたが、次から次へとお笑いネタが続き、お出かけ話としても最高に面白い話でした。20話台はほんと傑作揃いです。

最後には一応、ちゃんとぶどう狩りもします。自分は最近たくさんぶどうの品種名を覚えましたが、生食用はほとんど知りません。
甲府盆地から富士山がよく見えるのは、静岡側に比べるとあまり知られていないかもしれません。次回はあずきたちが富士山に登ります!(ウソ)