「キテレツ大百科」 パンダのパジャマとノーベル賞

CSアニマックス再放送中の「キテレツ大百科」で、OPが「ボディーだけレディー」になりました。なんとなく、キテレツの発明品を使って大人になる歌詞かと思っていましたが、よく聞くと単なるみよちゃんの夢の中でしょうか。

「♪にょきにょきと手足が伸びて」まではいいのですが…

実はこのOPでいつも気になっていたのが、「♪胸なんかママよりもグラマーで パンダのパジャマ破いてた」の、パンダの止め絵なのです。「パンダのパジャマ」というのは、おそらく手足が伸びてつんつるてんになってしまったパジャマの形容だと思いますが、実物のパンダが登場する意味はありません。みよちゃんのパジャマが胸から破れる、まさにハイライトというべきシーンがパンダの止め絵というのは、OPの他の部分のクオリティと比較して完全にバランスが崩れているように感じます。
想像にすぎませんが、最初に作ったカットがエロすぎて「nice panda」画像に差し替えを食らったのではないでしょうか。
話は変わりますが、キテレツの発明はノーベル賞何回分に相当するでしょうか。キテレツ大百科の発明道具 - Wikipediaを見て考えてみました。
実は脳の活動や人体に関する発明が最も多く、ノーベル医学・生理学賞だけで10回以上いけそうですが、発明内容の想像がつかないため省略。
ノーベル物理学賞は原理を考えると以下の5件になると思います。元は奇天烈斎の発明ではありますが、具現化するだけでも受賞に値するでしょう。毎年同じ人が受賞するのではつまらないということで、1〜2回にまとめられちゃうかもしれませんが。

  • 時間軸上の移動および情報通信(航時機、脱時機、懐古鏡)
  • 空間瞬間移動(天狗の抜け穴)
  • 重力制御(昇月紗、空中浮輪)
  • 凝縮体原子構造の制御(潜地球、かべ抜け服、如意光、仙鏡水)
  • 光波の制御(かくれみの、真黒衣)

ノーベル賞5回といえば、自分の業績を「ノーベル賞5回分」と自賛していた清家新一氏を思い出してしまいます。この方はちゃんと物理学会で学会発表をしていたのがすごいところで、当時の学会発表資料が今はオンラインで公開されています。当時最も衝撃的だったのがこちら
CiNii 論文 -  30p-ZA-14 宇宙の3定数とビッグバンの創生実験
ですが、理系でない方にはこの面白さがわかってもらえないでしょう。